Orientation: 用紙の向き。ポートレートとランドスケープの何れかを選択できます。
Page Size: 用紙のサイズ。LIPS4ドライバは、「Canonプログラマーズリファレンス4.2」で記述されている用紙サイズを選択できるようにしています。現在、ユーザー定義用紙と特定の機種固有の用紙はサポートしていません。なお、「Japanese Envelope You#4」は、封筒の洋形4号のことです。
Resolution: 解像度。300dpi, 600dpi, 1200dpiから1つ選択できます。ただし、1200dpiを選択できるからといって、どのプリンタでも1200dpiで印刷できるわけじゃありません(当たり前ですね)。現在、1200dpiで印刷可能なプリンタは、LBP-850とLBP-840です。
Surface Type: バンドビットマップのフォーマットを指定します。(内部では B_GRAY8 と B_GRAY1 にも対応していますが、残念ながらBeOS がこれらをサポートしていないので UI には表れません) ... と、こんな説明じゃ普通のユーザーには何のことやらさっぱりわかりませんよね? 要は、「CMAP8」 は速いが汚い、「RGB32」は遅いが奇麗、ということです。
Gamma: ガンマ値(デフォルト1.4)を指定します。コントラストの調整に利用してください。画素の濃度に対し補正を行うので、値が大きいと暗く、値が小さいと明るくなります。
Page Range: 印刷範囲をページナンバーで指定できます。
Paper Source: 給紙設定。「Canonプログラマーズリファレンス4.2」で記述されている LBP-730 の給紙設定を参考にしました。
Page Per Sheet: 1枚の用紙に複数のページを印刷できます。ここでは、そのページ数を指定します。ページのレイアウトに関しては現在のところ、左上から下に向かう、だけです。選択肢はありません。(UI 作るのが面倒だったので省略しました)
Number of Copies: 印刷部数を指定。
Duplex: 両面印刷設定。LIPS4 プリンタはとじ方向やとじ代など細かい設定が可能ですが、今のところこれらの設定はできません。(UI 作るのが面倒だったので省略しました)
Collate: 複数部数印刷する際、ページ単位でまとめるか(111, 222, 333, ...)、部単位でまとめるか(123..., 123..., 123...)を指定します。これをチェックすると部単位でまとめます。
Reverse: 逆順印刷設定。プリンタの排紙部が Face Up のとき、これをチェックすると印刷物がきちんとページ順に並びます。